艸居 10月の企画展 

森 綾・川浦 紗季 二人展


森綾、Ameba、2017、陶土、H55×W45×D45cm
川浦紗季、痛みは伴うということ、2017、陶土、H42×W73×D40cm



森綾・川浦紗季 二人展

2017 年10 月7 日(土)~ 10 月28 日(土)
閉廊日:日・月 但し10 月8 日(日)は開廊
開廊時間10:00am ~ 6:00pm、10 月28 日は5:00pm まで
レセプション:10 月7 日(土)3:00pm~4:30pm

作家在廊日:
森綾 10 月7 日(土)、8 日(日)、28 日(土)
川浦紗季 10 月7 日(土)、8 日(日)、28 日(土)

この度現代美術 艸居では「森綾・川浦紗季 二人展」を開催致します。愛知県で陶彫刻を制作する、森と川浦の初めての二人展です。両作家とも、今展に向けて制作した新作を発表致します。

森は自身と土との関係を重視して作陶しています。タイトルは《Physarum(ホジホコリカビ、アメーボゾアに含まれる変形菌の一種)》や《Ameba(アメーバ)》など湿地帯に生存する生き物の名称が多くつけられており、釉薬により、湿ったネバネバした粘膜のイメージを表現しています。森は、ひだの増殖など、土の勢いに任せた作品制作をしてきました。しかし今展覧会では、その勢いをコントロールし、思い描く形に近づけていくことで、より生き物に近い形を目指しています。

川浦は森と同じく、自身と土の関係を重視しており、そこに他者の視点を介在させません。人体を切り取ってきたような生々しさを帯びた形を、辰砂のひとつである「牛血紅」という着色料を使用し、より一層生々しさを際立たせています。日頃から人体の部分観察をしている川浦は、生々しい、艶めかしいものを好んで制作しています。制作方法は「頭の中で考えて制作しているのではなく、土と向合う中で、意識している以上の本能的なものを引出してくる」と表現しています。「土の性質を全て受入れたい」と言う川浦の言葉には、土を愛する覚悟がある一方で、万人受けを許さない確固たる意志さえ感じさせます。

両作家の共通点は、土の有機的な性質を利用して人間の本能的な生々しさを表現していること、土を主観的に捉え、自身と土との対話を重視していることです。これは土を制作素材のひとつとしてもちいる現代アーティストとは一線を異にしています。若い作家2 人が土と向合い表現する、エネルギーに満ち溢れた作品をぜひご覧くださいませ。

森綾
1989 年東京生まれ。2014 年愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻修了。愛知教育大学造形文化コース 非常勤講師。2014 年第10 回国際陶磁器展美濃 審査員特別賞(ニコル・クーリッジ・ルマニエール氏)受賞。ミネアポリス美術館収蔵。

川浦紗季
1987 年愛知県生まれ。愛知教育大学大学院教育学研究科芸術教育専攻修了。現在愛知県にて制作。2010 年女流陶芸展入賞。2011 年長三賞常滑陶芸展入賞。

 


会場付加情報
住所
京都市東山区古門前通り縄手東入る元町381-2
アクセス
大和大路通から古門前通を東に入り5軒目
電話番号
075-746-4456
日程
2016年10月7日(土)- 10月28日(土)
時間
10:00 - 18:00 (最終日は午後5時まで)
休日
日・月 10月8日(日)は開廊
料金
無料
特記事項