現代美術艸居 2月企画展

高津未央・山口美音 二人展

二人展


上:高津未央、Work-1701、2017、陶、H24xW63xD29cm
下:山口美音、union、2015、陶、H70xW50xD50cm



高津未央・山口美音
2018年2月3日(土)~ 2月24日(土)
閉廊日:日・月 但し2月4日(日)は開廊
開廊時間10:00am ~ 6:00pm
レセプション:2月3日(土)4:00pm~5:30pm

現代美術艸居では高津未央・山口美音展を開催致します。既存の枠にとどまらない造形表現に挑戦する二人の展覧会です。

高津は岐阜県瑞浪市を拠点に、作品と環境との対話性を感じさせる独創的な作品を制作、発表してきました。一見すると貝類の中身のような形状の柔らかなラインは艶かしくもあり、女性のラインのようでもあり、観る者の想像力をかき立てます。幼少期よりやきものに親しみ、大学では彫刻を専攻し、土の可塑性と焼成の変化に依拠した焼き物をつくることへの抵抗をもちながら、土の素材性と対峙し、独自の生命感溢れる作風を確立してきました。高津が大学院生の時には、粘土を使った造形物を鋳物に置き換えたピーターヴォ―コスの作品写真をみて、「やきものをやる意味」について考え、自身が土の可塑性と焼成の変化を選んで歩んできたと自覚したといいます。高津が理想とするのは、手からつむぎ出される、植物が成長するように環境と遺伝子レベルの生命力を感じさせる作品といいます。

山口は、愛知県みよし市を拠点に、土台となる壷に薄いヒダを一枚ずつ上から貼るという行為を通じて、人間の手で作った自然の形を鑑賞者に提示し、感じとって欲しいという想いで制作してきました。その作品は、重なったヒダと土色の粗い表面と相俟って観る者に「自然物なのか人工物なのか」と問いかけます。山口は、自然界にあって地球が作り出した、同じような形態が細かく密集している形態を見るのが好きで、例えば蜂の巣や植物の種子、密集したヒダはそれらへの憧れのようなものが現れているのだといいます。ヒダは飾りではなく、形態に沿う、体毛のようなもので、なくてはならないものという想いでヒダを重ねていく。そして、ヒダを貼る行為は化粧をする事や装いを決める事に少し似ている事に気付き、私を構成する要素の1つで、私が作るものだからこれでいいのだ、と思えるようになったといいます。

本展は、高津、山口という独自性溢れる二人の陶芸家が生み出す、生命力溢れる作品をご覧頂ける貴重な機会となります。是非ご高覧頂けますよう御案内申し上げます。

高津未央
1976年生まれ。岐阜県瑞浪市にて制作。神戸ビエンナーレ現代陶芸コンペティション准大賞受賞、国際陶磁器フェスティバル美濃銅賞受賞、ファエンツァ国際陶芸展入選、日本陶芸展毎日新聞社賞受賞、KOBEビエンナーレ2011 現代陶芸コンペティション審査員特別賞受賞等。

山口美音
1992年生まれ。愛知県みよし市にて制作。金沢・国際工芸トリエナーレ入選、国際陶磁器フェスティバル美濃入選、女流陶芸展京都府知事賞受賞等。

高津未央・山口美音展は2月3日(土)から 2月24日(土)まで。
現代美術 艸居 京都市東山区古門前通大和大路東入ル元町381-2にて展示。

開廊:火~土、2月4(日)10:00AM~6:00PM。


会場付加情報
住所
京都市東山区古門前通り縄手東入る元町381-2
アクセス
大和大路通から古門前通を東に入り5軒目
電話番号
075-746-4456
日程
2月3日(土)ー24日(土)
時間
10:00 -18:00
休日
日曜・月曜 *2月4日(日)は開廊
料金
無料
特記事項