コレクション展



・日本:器諸相 1950’s-60’s

八木一夫や山田光、鈴木治らによって前衛陶芸集団「走泥社」が1948年に発足して以降、器からはなれた形を探る前衛陶芸の動きが注目されます。その一方、文化財保護法が制定され(1950年、54年改正)、1955年からは重要無形文化財保持者(いわゆる「人間国宝」)認定が始まります。さらにデザインの分野でも、1957年からは「Gマーク」のシンボルマークで知られるグッドデザイン賞が開始するなど、ここでは、さまざまな新たな動きが交錯する1950年代から60年代に生み出された日本の陶芸の姿を、「器」という視点で当館のコレクションより紹介します。これらの作品には、当館の「個人作家」「実用陶磁器」「産業陶磁器」というコレクションの3本柱もあらわれています。器をめぐっての様々なやきものの姿をお楽しみください。

・明治150年記念
近代の美濃陶芸1 明治期の革新

岐阜県東濃地方は桃山期に志野や織部を生み出し、現代では国内外で有数の陶磁器産地として知られると共に、陶芸文化の進展に寄与しています。近代に入った明治期には、西洋への輸出を機に、技巧を尽くした作品が作られ、さらには、西洋の影響の下で、釉下彩などの技術革新が行われました。昭和の初めには桃山陶の復興が行われ、その後、陶芸作家たちが豊かな成果を上げてきました。
本展覧会は、近代の美濃陶芸を振り返る展覧会の第1回として、明治期の革新に注目するものです。明治期の美濃を代表する作品を取り上げ、特に西洋のアール・ヌーヴォーの潮流と日本の伝統を融合させた、釉下彩の作品にスポットを当てます。また、美濃における革新の歩みを、摺絵、銅版転写、釉下彩等の技法からも振り返ります。あわせて、同時期における国内の優れた作例を展示し、美濃陶芸と対照させます。このような展示によって、郷土ゆかりの陶芸について明治期の歩みと成果を紹介いたします。
平成30年度には全国で、明治以降の歩みを次世代に遺し、明治期の精神に学ぶ、「明治150年記念」事業が展開されます。岐阜県では「ふるさと岐阜 近代文化・芸術の誕生と中山道」というテーマで、岐阜県ゆかりの偉人たちが日本の近代化に貢献した足跡を辿り、顕彰します。本展覧会は、その第1部「近代文化・芸術の誕生と変遷」の一部をなすものです。


会場付加情報
住所
岐阜県多治見市東町4-2-5
アクセス
■東京→小牧JCT→多治見  (東名高速、小牧JCT経由中央自動車道) ■大阪→小牧JCT→多治見  (名神高速、小牧JCT経由中央自動車道) 【中央自動車道・多治見ICから】  国道19号を土岐・中津川方面に約5km →  東町1の交差点を右折 【東海環状自動車道・土岐南多治見ICから】  国道19号を多治見・名古屋方面に約1km →  東町1の交差点を左折 ※駐車場無料・一般車312台収容 ○カーナビでの設定電話番号  TEL:0572-28-3100
電話番号
0572-28-3100
日程
2018年4月14日(土)~8月19日(日)
時間
10:00—18:00(入館は17:30まで)
休日
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日) 12月29日から翌年1月3日まで
料金
コレクション展 一般 320円(団体260円)・大学生 210円(団体160円)*団体は20名以上となります。 特別展 展覧会ごとに異なりますので、詳しくは展覧会ページをご覧下さい。
特記事項