ドゥミとヴァルダ、幸福についての5つの物語

特集上映[デジタル・リマスター版]


 

幸福を求めることは、それだけですでに、ちょっぴりしあわせなこと
ヌーヴェル・ヴァーグの2大作家にして、夫婦。ジャック・ドゥミとアニエス・ヴァルダによる5つの物語


ローラ
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
撮影:ラウル・クタール
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:アヌーク・エメ
その奇跡のようなきらめきから、「ヌーヴェル・ヴァーグの真珠」と讃えられる長編デビュー作。大西洋に面した港町ナント。キャバレーの踊り子ローラは、初恋の男性を待ち続けている…。訪れては去り、出会ってはすれ違う他愛のない日常も、ドゥミの手にかかれば、甘美で切ないおとぎ話へと羽ばたいてゆく。やわらかに降り注ぐ光のもと、街角で生きる人々の恋と青春を、溢れる情熱で謳いあげた永遠の名作。
1961年/フランス/モノクロ/88分

 
天使の入り江
監督・脚本:ジャック・ドゥミ
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:ジャンヌ・モロー
パリの銀行、退屈な日常。ハンサムな青年。南仏のリゾート。放蕩。いわくありげなブロンドの美女…。ニースの美しい保養地、通称“天使の入江”のカジノを舞台に、ギャンブルに魅せられた男女の、エレガントでデカダンな夏の逃避行を描く愛のドラマ。二人を繋ぎとめるのは、ルーレット任せの偶然?それとも、愛?ヌーヴェル・バーグのミューズ、ジャンヌ・モローの「ファム・ファタール」ぶりは必見。
1963年/フランス/モノクロ/85分

 
ジャック・ドゥミの少年期
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
出演:ジャック・ドゥミ
「わたしは残しておきたい。輝くばかりのジャックの少年期と夢見るようなあのまなざしを。」“ジャコ”は友人から映写機を借りたことで、映画に夢中になっていく。ある日、街の映画館に「白雪姫」がやってきた。少年の日の夢だけを信じて貫いたひとりの男が、死を目前にして目の前にいる…。生涯の伴侶であるドゥミの創造の源泉を、最愛の妻ヴァルダがフィルムに焼き付けた優しく切ない名作。
1991年/フランス/カラー&モノクロ/120分

 
五時から七時までのクレオ
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:コリーヌ・マルシャン
もしかして私、ガン?今は5時。医者と会うまでの2時間どうしよう。占い師も恋人も作曲家も、みんな無神経で誰も私のことをわかってくれない…。診断結果が分かる7時間までの間、不安と希望を行き来しながら、夏至のパリを彷徨うポップ・シンガー、クレオの心象風景を、リアルタイムで追いかけた、キュートで哲学的なガーリームービーの金字塔。M・ルグラン、ゴダール、A・カリーナがカメオ出演。
1961年/フランス=イタリア/モノクロ/90分

 
幸福(しあわせ)
監督・脚本:アニエス・ヴァルダ
撮影:ジャン・ラビエ、クロード・ボーソレイユ
出演:ジャン=クロード・ドルオー、クレール・ドルオー
「男ってなんてバカなの」「女は、何考えてるかさっぱりわからない」そんな類のテーゼを根本から吹き飛ばす衝撃的な人間ドラマ。圧倒的なストーリーテリングと緩急自在の語り口で、一組の夫婦の皮肉な物語を無邪気にみつめる。人は誰しも幸福を求める生き物、でも、しあわせって一体なに?珠玉の短編小説のような深い余韻を残すヴァルダの代表作。ベルリン映画祭銀獅子賞受賞
1964年/フランス/カラー/80分

 
〈『幸福(しあわせ)』との同時上映〉
miu miu presents  LES 3 BOUTONS(3つのボタン)
監督・脚本: アニエス・ヴァルダ
出演:ジャスミン・ティレ
農場で暮らす少女ジャスミン。山羊の世話をしている彼女のもとに、思わぬ贈り物が届く。そこから、夢と現実、都会と自然を行き交う不思議な冒険が始まる。
2015年/カラー/11分

 
(詳細はこちら 公式サイト

 
〈劇場情報〉
シネ・リーブル梅田 8/26〜
京都シネマ
元町映画館

 


会場付加情報
住所
大阪市北区大淀中1-1-88 梅田スカイビルタワーイースト3F
アクセス
JR「大阪」駅、地下鉄御堂筋線「梅田」駅、阪急「梅田」駅より徒歩9分
電話番号
06-6440-5930
日程
時間
休日
料金
一般1,800円、大学生・専門学校生・高校生1,500円、中学生・小学生・幼児・シニア1,000円、その他各種割引あり
特記事項