松本俊夫先生追悼『京都時代の映像展』

日本実験映画の草分け、松本俊夫氏の追悼上映



2017年4月12日 に逝去された、日本において実験映画をいち早く手掛け、1950年代から60余年にわたり、常に第一線で活躍。その比類の無い実験精神を以て、多岐ジャンルに渡る膨大な数の評論家・美術家・映画作家・映画監醤に多大な影響を与え続けた松本俊夫氏の京都時代に制作された作品を上映します。


かつて京阪神エリアにおいて活動した、実験映画のシネマテーク運動に参加していた頃、松本俊夫さんの映像個展を企画・上映したことがあります。1989年5月のGWでした。その時点までに制作された実験映画作品の中から25作品を上映させていただきました。
1985年に九州から京都に移り京都芸術短期大学に赴任された松本さんとはアカデミックな現場での交流こそなかったものの、私たちのシネマテーク運動に深い興味と共感を持っていただき、度々上映会にも足を運んでいただきました。松本さんが京都に滞在した14年間は、それまでこの地方都市で細々と我流の映像制作を続けていた作り手にとって、大きな励みとなり刺激となりました。
2017年4月12日、実際に大学で教わったわけではないけれども、恩師松本俊夫先生は旅立ちました。松本さんの京都時代は、私たちにとっては松本時代でした。そこで今回は、松本さんの膨大な数の遺作の中から、敢えて京都時代に制作された作品に限定した追悼上映を企画しました。お届けする作品群の中には、見慣れた地元の風景が散見できるでしょう。この風景を松本さんと共有する事で、細やかな追悼としたいと考えたからです。できれば皆さんにも、松本さんと眼差しを重ねて同じ光を感じ取っていただければ幸いです。
《Lumen gallery Program Director/映像作家・櫻井篤史》

会期
2017年12月15日(金)〜17日(日)

上映時間
15日(金) 19時〜
16日(土) 17時〜・19時〜
17日(日) 16時〜・18時〜

料金
一般 1,000円
学生 500円

主催:Lumen gallery
お問合せ:info@lumen-gallery.com

上映作品
「EEコントロール」(8mm/3mín./1985)
「SWAY=揺らぎ」(16mm/8min./1985)
「VIBRATION」(8mm/3mín./1986)
「ENGRAM=記憶痕跡」(16mm/12min./1987)
「Old/New=気配」(VIOEO/20mホn./1990)
「DISSIMULATION=偽装」(VIDEO/21min./1992)
「1988夏」(作品制作のために試験的に撮影された素材を今回特別上映)

主催:Lumen gallery
お問合せ:info@lumen-gallery.com
協力:ダゲレオ出版 FMF NPO法人戦後映像芸術アーカイプ
科研費番号「JSPS科研費15K02184」


会場付加情報
住所
京都市下京区麩屋町通五条上ル下鱗形町543有隣文化会館2F
アクセス
京都市営地下鉄「五条」駅1番出口より東へ7分/阪急電車「河原町」駅10番出口より南へ10分/京阪電車「清水五条」駅3番出口より西へ5分/京都市バス「河原町五条」停留所から西へ徒歩2分
電話番号
日程
時間
休日
料金
特記事項
http://www.lumen-gallery.com/about.html