視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品


8,000点を超えるコレクションを持つ国立国際美術館で、全館を使った大規模な所蔵作品展を開催中だ。新収蔵品も多数含まれ、所蔵品展の新たなありようが模索されている。視覚芸術の基本的要素「点・線・画」「色彩」「素材と形態」「空間」「光」「動き」…、また作品の対象である「人」「動物」「自然」「物」「文字」 等々、シンプルでゆるやかなキーワードを掲げながら、作品同士の関係や類似性が深く考慮されたキュレーション。展示演出からの示唆も楽しみながら、目当ての作品鑑賞も! 7/1まで。

編集部

 


視覚芸術百態:19のテーマによる196の作品

中原浩大 《レゴ》 1990-91年 国立国際美術館蔵



 
あらゆる領域において情報が氾濫し、グローバル化と多様化が進む今日では、美術館における収蔵品の展示方法も、時代別・地域別という正統な方法が充分には機能しなくなってきています。実際のところ、欧米の現代美術館にはテーマ別で常設展を実施するところも出てきています。この展覧会は、当館のコレクションを19のテーマに分けて紹介します。テーマとして選んだのは、いま改めて考えてみる意義が感じられるトピックで、それらは「作品の要素」と「描写の対象」に大別できます。展示作品は、テーマを象徴する典型的作品から意外に思えるような作品まで様々です。新収蔵品も約50点含まれています。時代・地域・ジャンルなどの基本的な美術の枠組みを大前提に選んでいますが、多種多様な作品間のつながりが感じとれる組み合わせになっています。この特別な所蔵作品展は、各自が持つ美術についての知識を再確認するにとどまらず、新たな発見があり、美術を見つめ直すきっかけにもなるに違いありません。

 
出品作家:バーネット・ニューマン、ピエロ・マンゾーニ、高松次郎、アグネス・マーチン、イミ・クネーベル、五月女哲平、フランク・ステラ、ジョセフ・コスース、村上友晴、マーク・クイン、内藤礼、秋吉風人、リチャード・タトル、リンダ・ベングリス、中原浩大、篠原有司男、荒木悠、リチャード・オードリッチ、ヘンリー・ムア、宮脇愛子、岡﨑乾二郎、竹岡雄二、岡崎和郎、ダン・フレイヴィン、フェリックス・ゴンザレス=トレス、アントン・ヘニング、マイク・ケリー、マルセル・デュシャン、工藤哲巳、ダーン・ファン・ゴールデン、畠山直哉、トニー・アウスラー、ライアン・ガンダー、ヴォルス、ジム・ダイン、三木富雄、ローリー・シモンズ、トーマス・ルフ、イリヤ・カバコフ、ヤン・ディベッツ、関根伸夫、ロイ・リキテンスタイン、タイガー立石(立石紘一・立石大河亜)、シュテファン・バルケンホール、斎藤義重、ルーチョ・フォンタナ、ジグマー・ポルケ、ジャン=ピエール・パンスマン、アンソニー・カロ、ミケランジェロ・ピストレット、ベルトラン・ラヴィエ、ゲルハルト・リヒター、ヨーゼフ・ボイス、オリバー・ビア、パブロ・ピカソ、ジャン・フォートリエ、アルベルト・ジャコメッティ、ゲオルク・バゼリッツ、リチャード・ハミルトン、ジョン・カリン、リュック・タイマンス、マリノ・マリーニ、ジャン=ピエール・レイノー、舟越桂、エルヴィン・ヴルム、柳原義達、八木一夫、森山大道、吉野辰海、落合多武、キキ・スミス、ジャン=マルク・ビュスタモント、柴田敏雄、マン・レイ、ジョルジョ・モランディ、アルマン、レイチェル・ホワイトリード、小林孝亘、髙柳恵里、小石清、中西夏之、トニー・クラッグ、宮本隆司、竹﨑和征、ハミッシュ・フルトン、河原温、エドワード・ルッシェ、山城隆一、アンディ・ウォーホル、横尾忠則、シェリー・レヴィーン、小川信治、マルセル・ブロータース、ウテ・リンドナー、カンディーダ・ヘーファー、メル・ジーグラー、高橋尚愛、李禹煥、ドナルド・ジャド、ベルント&ヒラ・ベッヒャー、村岡三郎、ニエーレ・トローニ、マックス・エルンスト、モーリス・ルイス、元永定正、柳幸典、ベルナール・フリズ、オノデラユキ、ヴォルフガング・ティルマンス

 
 

【関連イベント】
講演会「作品と類似:コレクション展のキュレーションについて」
講師:中西博之(国立国際美術館主任研究員)
※6月2日(土)14:00~/B1階 講堂
※参加無料、先着130名、当日10:00から整理券配布

 
ギャラリー・トーク
※6月16日(土)15:00~/展示室
※参加無料(要観覧券)、当日14:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

 
ギャラリー・トーク
※6月29日(金)18:00~/展示室
※参加無料(要観覧券)、当日17:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出します(先着90名)

 
 

主催:国立国際美術館
協賛:ダイキン工業現代美術振興財団

 
(詳細はこちら 国立国際美術館
 

会場付加情報
住所
大阪市北区中之島4-2-55
アクセス
京阪中之島線「渡辺橋」駅(2番出口)より徒歩5分/地下鉄鉄四つ橋線「肥後橋」駅(3番出口)より徒歩10分/JR環状線「福島」駅またはJR東西線「新福島」駅(2番出口)より徒歩10分/地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅または京阪電車「淀屋橋」駅より徒歩15分/JR線「大阪」駅または阪急「梅田」駅より徒歩20分/
電話番号
06-6447-4680
日程
2018年5月26日(土)― 7月1日(日)
時間
10:00 ─ 17:00 ※金曜・土曜は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休日
月曜日
料金
一般900円(600円) 大学生500円(250円)
※( )内は20名以上の団体料金 
※高校生以下・18歳未満無料(要証明)
※心身に障がいのある方とその付添者1名無料(要証明)
◼︎夜間割引料金(対象時間:金曜・土曜の17:00─20:00)一般700円 大学生400円
◼︎無料観覧日  2018年6月2日(土)
特記事項