ザ・ビッグハウス


「ビッグハウス」は、ミシガン大学アメフトチームのホームスタジアム。所在地アナーバーの人口を上回る10万人以上を収容、それも毎試合満席になるという。「変なことが起きている」とゾクゾクした想田和弘監督は、同大学の学生たちと共にカメラを回した。観察映画第8弾。「よく観て、よく聴く」を徹底した「17人の視点」による観察は圧倒的。スタジアム内外、縦横無尽にカメラが入り込み、映し出される”姿態”には「アメリカ」が凝縮されている。奇しくもトランプ政権発足前夜。オルタナティブエンディングの存在も気になるところだ。

福嶋真砂代


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インタビュー:想田和弘(『ザ・ビッグハウス』監督・製作・編集)/聞き手:福嶋真砂代
 


ザ・ビッグハウス

 

「観察映画」史上最高のスペクタクル!
ディス・イズ・ア・メ・リ・カ!


全米最大のアメリカンフットボールスタジアムを舞台に描かれるアメリカ合衆国の光と影――
ついに想田和弘がアメリカで観察映画を撮った。しかも舞台は、全米最大のアメリカンフットボール・スタジアム、通称”ザ・ビッグハウス”。パブリック・アイビーと称される名門ミシンガン大学が誇るウルヴァリンズの本拠地だ。収容人数は10万人以上、地元アナーバー市の総人口に迫る。
想田を含めて17人の映画作家たちが廻すキャメラが捉えたダイナミックなプレイ、熱狂する観衆、バックヤードで国民的スポーツを支える実に様々な人々…。それらの映像群が、想田の大胆かつ緻密なモンタージュによって、まるで巨大な生命体のように機能するスタジアムの全貌を描き出していく。
それは現代アメリカの縮図でもある。教育とスポーツとビジネスの関係。人種や階級、格差、宗教問題。台頭するナショナリズムやミリタリズム…。アメリカが誇る文化と抱える問題とが、”ザ・ビッグハウス”という小宇宙に浮かび上がる。奇しくも撮影は2016年の秋、ドナルド・トランプ大統領誕生へと至る選挙戦の最中に行われた。

 
監督・製作・編集:想田和弘
監督・製作:マーク・ノーネス、テリー・サリス
監督:ミシガン大学の映画作家たち
2018年/米国・日本/119分

 
(詳細はこちら 公式サイト

 
〈劇場情報〉
第七藝術劇場 6/23〜7/27
京都シネマ 7/28〜8/10
元町映画館 順次

 

会場付加情報
住所
大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ6F
アクセス
阪急「十三駅」より徒歩5分
電話番号
06-6302-2073
日程
時間
上映により異なる
休日
無休
料金
一般1800円、大学生1500円
特記事項